イベントシナリオ 魔の城に挑め - マスターマント
2016/07/24 (Sun) 00:41:33
イベント用に作成したシナリオや設定ですが、現時点では実施は難しいのでこちらに掲示いたします。読み物として楽しんだり、自分のキャラならばどうするかを考えて楽しんでください。希望でありましたらマスターマントにお話しくだされば会場を用意します。
Re: イベントシナリオ 魔の城に挑め レベル3降魔 - マスターマント
2016/07/24 (Sun) 01:39:33
マルバス・ウイル・オムシグニス:今回の事件の首謀者。ルティル王国伯爵にてアリドネ地方の領主。降魔形態は獅子獣人のケンタウロスの様な姿をしている。肉体が非常に強く、大きさを考慮したうえでも並外れた腕力をもつ。また、口からは広範囲に火炎を吐き出す。
レラージェ・ソイル・オムシグニス:マルバスの妻にて伯爵夫人。降魔化した姿は蜂虫人。無数の蜂を作り出し襲わせる能力。さらには虫を使い相手の力を奪いそれを自分の力にする能力を持つ。
べレット・ウイル・オムシグニス:マルバス夫妻の息子。前線の指揮を執る降魔。全身のあらゆる部位(20個くらい)に目を持ち、目を飛ばすことにより遠くの出来事を見ることができる。全身の目から怪光線を発射して攻撃する。また、目に魔力を込めることにより爆弾の様にすることもできるが爆発させた目玉の再生には時間がかかる。
ナベリー・ソイル・オムシグニス:マルバス夫妻の娘。年齢は12、13歳位ほど。もともと夫妻が降魔術を始めたのは病弱な彼女を救うためであったと言われる。その能力は……
シャルダン:代々オムシグニス家に使えていた執事長。降魔化した姿は8枚の羽根を持つ蝙蝠獣人。影の中に入り込む能力を持ち、ある程度以上大きな影に入り入り込みあらゆる攻撃を無効化することができる。伏兵として存在を知られないようにしている。
Re: イベントシナリオ 魔の城に挑め ステージ - マスターマント
2016/07/24 (Sun) 01:31:59
ステージ1:アドリア城潜入戦:領民から領主の乱心の話を聞いた冒険者は秘密裏に調査を開始する。そして領主が降魔術に手を染め、誘拐した子供たちを生贄や実験に使っていることを突き止めた。確固たる証拠をつかむべく城に潜入する冒険者たち。目的に資料の発見するか、降魔と遭遇しこれを撃破し、その亡骸の一部を持ち帰ることが必要となる。
ステージ2:フィドルド平原撤退戦:冒険者の知らせを受け、国は討伐軍を編成。マルバスを討つべく進軍。これを知ったマルバスは禁断の儀式を強行。一夜にして居城および周囲にいた生き物100体近くが降魔となった。マルバスは息子べレットを指揮官に迎撃部隊を出撃させる。両軍はフィドルド平原にて対峙する。ところが王国軍の指揮官は降魔を侮り、冒険者、傭兵を軽視し、兵士で降魔との戦いに臨むも訓練は十分でも実戦経験の乏しい正規軍は敗北。冒険者、傭兵たちは彼らを援護しつつ撤退戦を行うこととなった。
ステージ3:ディルマグワ街道の反撃戦:先の対戦で敗北するも王国は軍隊を再編成。ディルマグワの街道にて反撃作戦を開始することにした。事前に仕掛けを用意したディルマグワ街道で降魔を迎え撃つことにより有利に戦う王国軍。さらに、精鋭冒険者の強襲により降魔前線指揮官べレットを追い詰める。べレットもレベル3降魔としての能力をフルに活用し王国軍に多大なダメージを与えるもついに冒険者の前に滅びを受け取ることとなる。
ステージ4:アドリア城下外の戦い:べレットを討ち取ったことにより勢いに乗った王国軍はアドリア城の城下町まで進軍を進めることとなる。すでに降魔の数は少なく王国軍は戦局を優位に進める。しかし、そこで待ち構えていたのは息子の復讐に燃える降魔化した領主夫妻であった。べレット以上の力を持つ二体のレベル3降魔の前に劣勢を余儀なくされる王国軍。捨て身ともいえる反撃と、別動隊のアドリア城本城への奇襲が成功し何とか夫妻をを撤退させることができるも王国軍は人員的にも精神的にも大きな損害を受けることとなった。
ステージ5:アドリア城の決戦:城下街での戦いを経て王国軍は軍で城を包囲し、少数精鋭部隊での城内への強襲を最善の策とする。選び抜かれた少数の精鋭はわずかに残った降魔を蹴散らし遂に領主の間へと踏み込む。変わらず恐ろしい力を振るい精鋭たちを苦しめる降魔夫妻であったが、前の戦いを元に用意した対抗手段が功をそうし次第に追い詰められてゆく。途中で逆転の切り札として4体めのレベル3降魔シャルダンも戦線に出るもついには降魔夫妻も討ち取られる。しかし、その時現れた幼い少女の降魔、それは夫妻のもう一人の子供ナベリーであった。死した夫妻の亡骸を見てナベリー、否、ナベリーの姿をした降魔は告げる、自分こそが夫妻をたぶらかし、この反乱を主導した首謀者。異界の魔爵であると。真の姿を現した魔爵を王国軍との最後の戦いがついに始まる。
Re: イベントシナリオ 魔の城に挑め 降魔 - マスターマント
2016/07/24 (Sun) 01:14:42
降魔術:数多く存在する異世界の一つから異世界の存在をこの世界に引き寄せる儀式。この術により償還される存在は降魔と呼ばれ、単体ではその存在を維持することができないため、この世界の生き物に乗り移ることでその存在を安定させる。取りつかれた存在はほとんどの場合その自我を失い、憑依した降魔の意志に支配されることとなる。
降魔はその能力によりレベル1からレベル3に分けられる。
レベル1:70体
レベル2:20体
レベル3:3体(5体)
レベル1:下級の降魔。大規模儀式により一斉に一般人や、小型の獣が異界魔に取りつかれ変異した姿。知能は低いが辛うじて上級降魔の命令を聞くことぐらいはできる。身体能力的には一般兵士や狼程度と高くないが魔と融合したことによるタフネスと凶暴性、さらに異形の姿故の威圧感があり、戦い慣れしていない者には手ごわい相手となる。
レベル2:中級の降魔。大規模儀式の際にある程度の戦闘訓練を受けた者や大型の獣、または個別に降魔の儀式を受けたり、降魔との相性が良い人間が変異した姿。素体となった人間かそれ以上の知能を持ち、その力は訓練された騎士と同等。基本的に高い身体能力に加え特殊な能力を持つ個体もいる。中には人間に擬態できる能力を持つものもいる。
レベル3:上級の降魔。大規模儀式の際に中心近くにいた者やさらに生まれつき降魔と相性が良い者が変異した姿。その力は騎士隊長やそれ以上の騎士団長クラスの実力を持ち、個別に特殊な能力を持つ。知性は元の素材にもよるが基本的に人間以上。ただし、その性格は冷酷にして残忍。さらなる降魔術により降魔の個体を増やすことを目標に行動する。降魔軍団の中でも首領格であり、それ以下の降魔に指示をしている。数は少ないようで現在確認されている個体数は3体。
Re: イベントシナリオ 魔の城に挑め イベント概要 - マスターマント
2016/07/24 (Sun) 00:50:37
ある日冒険者ギルドの届いた依頼。それはある地方の領主が子供を浚い、それを生贄にして降魔術を行っているというのだ。真相を確かめるべく領主の元へ向かった冒険者たち。しかし、これがルティル王国全土に知られるとなる波乱の幕開けとなることを知るものはまだいなかった・・・・